合格を目指すには社会人入試?一般入試?

1.社会人から目指す方向け
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こんにちは、看護師のSAKURAです。
このブログは、一般企業の事務職を経て32歳で看護師になった私の経験から、
社会人を経て看護師を目指す方に向けて、実際の経験や体験に基づく情報をお伝えすることで、新しい一歩を踏み出す力になれたらと思い発信させて頂いています。
どうぞお気軽にお読み頂けると嬉しいです。


今回は社会人から看護学校を受験する際の受験内容、受験シーズンや勉強期間についてのお話をしたいと思います。

看護学校の社会人入試と一般入試比較

看護専門学校の入試時期は

  • 社会人入試:10月〜12月ごろ
  • 一般入試:1月下旬頃〜

受験科目は

  • 社会人入試:
    面接+小論文・数学1・国語・英語などの一般常識レベルの学科試験
  • 一般入試:
    面接+国語・英語・数学・生物・化学など高校卒業程度の学科試験

などが多いようです。

私自身が看護学校の受験を決めた時、入試について色々なサイトで調べ回り、受験準備を進めていくうちに、一般入試と社会人入試の内、「絶対に社会人入試で合格したい」と強い思いにたどり着きました。
理由は大きく2つありました。

  • 1つ目の理由
    学力に自信のない私は社会人のために用意された入試方法で合格できなければ一般入試で合格できる可能性は低いと考えた
  • 2つ目の理由
    先の見えない苦しい期間は少しでも短くしたいと考えた

この2つの理由について詳しくお話したいと思います。

1つ目の理由:
一般入試より社会人入試の方が合格できる可能性が高い

一般入試は、現役の学生と肩を並べて受験することになります。現役生たちは毎日学校に行き、受験の為に3年間勉強してきた高校生です。私が中学生の時に手も届かなかったような偏差値の高校から受験する生徒もライバルになります。全くお恥ずかしいお話ですが、私は高校でも大学でもバイトに励み、遊び呆けてしまっていました。また社会人になってから7年が経過し、勉強からも遠ざかってしまっていました。そんな自分が仕事の合間に数ヶ月間必死で勉強したところで、現役生と同じテストを受けて学力で勝てるはずがないと思いました。もしも、学生時代にそれなりに勉強をしてきた自覚を持っていて、センター試験などで自分の偏差値を客観的に把握できていて、社会人になってもその勉強した内容を忘れずにいるような方はきっと一般試験の入試でも現役生と勝負できるのだと思います。
…そんな人いるのかな?
と思った時すごく身近にいました。
私の勤めていた会社にいた、偏差値62ほどの大学を卒業した先輩。
「二次関数?古文漢文?be動詞!なつかしー(笑)」
予備校の数学の講義にもついていけない私に、勉強を教えて下さった先輩です。卒業後も出産、育児、仕事を両立しながらも公務員試験を受けたいと考えて仕事の合間をぬって学習を続けていたそうです。
私には全くご縁のなかった公務員試験の難易度などは存じませんが、そんな先輩のような学力があればきっと一般入試でも戦えるんだろうなあとその時に思いました。
社会人入試は、学力だけでなく、勉強から離れてブランクがある人でも、学びたいという意欲や、適性や素質があるかという視点からも評価します。
また社会人入試枠を設けている学校はそもそも社会人を経た学生を歓迎している学校とも判断できます。
看護専門学校の中にも、生徒は現役生のみという学校があります。公に社会人は受け入れていません!と詠ってなくても、実は方針として社会人を積極的に入学させていない学校もあるのではと考えられます。それならば、「社会人の学生も来てくれて大丈夫ですよー」と公言してくれている学校の方がやはり社会人の学生が受験するにはいいように思います。それが社会人入試なのではないかと思いました。そんな思いから、
万が一、社会人入試が全滅しそうになったら、一般入試も視野にいれて理科と社会の勉強も始めようと考えつつも、社会人入試で合格を決めたいという思いの方がずっと強かったです。

2つ目の理由:先が見えない苦しみの時間が短いと考えた

私が看護学校受験を決め、予備校に通学し出したとき、「来年度以降の自分の身の置き所のなさからくる不安」をとても感じました。
社会人の人であれば、どの時点で退職意志を会社に伝えるのかは、考えなくてはいけない点であると思います。もしも受験に合格し、4月から看護学校に通うと仮定すると3月末で退職する必要があります。きっと誰でもできるなら職場に迷惑をかけずに、円滑に退職したいという思いはあると思います。また引き継ぎなどの期間を逆算すると、遅くとも年末〜1月ごろまでには退職意志を上司に申し出る必要があるのではと思います。社内で責任のある立場であったり、任される仕事によってはもっと早くに伝える必要がある場合もあると思います。そして伝えてしまえばもう後戻りできないプレッシャーがあります。
自分と一緒に働く課の人たちだけでなく、人事や採用も早々にその後の人材確保、退職準備を進めてくれています。
そんな、後戻りできない、でもどうなるかわからない、もしも落ちたらニート??なんていう気持ちと闘いながら仕事と受験勉強をしていた時は、生きた心地がしませんでした。
できるだけ早く安心したい!先の見えない不安から解き放たれたい!そんな気持ちでした。だから
できれば年内に合格を決めて心安らかに年末年始を迎えたい。これが長引くと精神的に持たない!と壊れそうな思いで、一旦、社会人入試に照準を絞った受験勉強をしていました。

社会人入試だけではなく、一般入試も視野に入れましょう

社会人の方が看護学校の合格を目指すときに、きっとほとんどの方が社会人入試での受験を検討されると思います。私が通っていた看護学校受験の為の予備校でも「社会人は社会人入試を狙うんやで〜そこで決めるんやで〜!」と繰り返し言われていました。
それでも万が一の場合を考えて、一般入試での受験を視野に入れて勉強することはとても大切なことです。色々な場合を想定していなければいざという時にどうしていいのかわからなくなってしまいます。それでも仕事をしながら5科目を高校生レベルで勉強することはとても簡単なことではありません。少なくても私にはとても難しいことでした。

看護学校を受験される方の合格を祈っています

看護学校の受験を考えている方、仕事をしながら入試に向けて勉強をしている方、予備校で勉強に励む方、皆さんに最善の結果が訪れてくれますように。努力した分必ず報われますように祈っています。


よければ皆さんの勉強方法や意見も聞かせて下さい。

今回も最後までお読み頂きありがとうございました。
お気づきのことや感想などがあればコメントに残して頂けると励みになります。

看護師のSAKURAでした。

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