医療系の仕事に就いていないけど、今の自分の職業からでも看護師になれるのかな?
こんにちは、看護師のSAKURAです。
このブログは、一般企業の事務職を経て32歳で看護師になった私の経験から、
社会人を経て看護師を目指す方に向けて
実際の経験や体験に基づく情報をお伝えすることで、新しい一歩を踏み出す力になれたらと思い発信させて頂いています。
どうぞお気軽にお読み頂けると嬉しいです。
私は文系の学部の大学を卒業後、自動車販売店の経理課で事務職をしていました。看護学校を目指すに際して、これまでの自分の経歴は医療や看護と全く違う職種だけど、看護学校に合格できるかな?ととても不安におもっていました。今回は同じような悩みを持つ方の背中を押すことができたらと思い、これまで見てきた社会人を経た看護師の前職についてのお話をしたいと思います。
実際に、これまで私が出会ってきた中で社会人から看護師になった人は
介護士、看護助手、歯科衛生士など元々医療関係、介護関係の仕事をしていた人が10〜20%くらいいます。
現在は介護士をしています。
日々の仕事の中で苦しんでいる利用者さんに対して自分が判断したり、できることが少ない事に葛藤を感じました。
医療の知識、技術を身につけて根拠をもって患者様に必要なことを判断し実施できるようになりたいと思い看護師を志望しています。
これは私の友達のお手本みたいな志望動機です。もちろん、その友達は彼女自身の努力や人柄もあり、介護士から30歳で看護学校に入学、今は看護師として総合病院の消化器内科の病棟で勤務をしています。
でもこんなお手本みたいな人ばっかりじゃないので安心してください。
私が知っている方々の前職
私も元々は自動車販売店で経理事務をしていました。大学の学部も前職も全く医療と関連はないけれど、看護専門学校と国家試験に合格でき看護師になりました。
同じように医療とは全く関係ない仕事についていたけど看護師になった人に私はこれまでたくさん出会ってきました!
意外と多いのは、医療看護とは関係ない大学や専門学校を卒業後、就職せずにそのまま看護学校というパターン!
社会人経験はないけど、社会人枠で受験したという人は多くいました。
実感的に社会人組の20%くらい。20代前半で看護学生になっていました。
あとは元スポーツトレーナーさん、元柔道整復師さんなど。医療とも看護とも違いますが人の体に関わる仕事だった人。解剖生理が得意な人が多かったです。
解剖生理学とは人間の体の仕組みとその働きの理解で、看護に限らず医療すべての基礎とも言える大切な科目です。その反面、覚える事が多く苦手な学生が多い科目でした。私も苦手で、得意な友人にすごく助けてもらったことは忘れません。
また、大学在学中に学部を変えて看護学部に編入したという人もいましたし、
司法試験に落ち、妥協して(!)看護師になったというエリートコースから参入してきた人もいました!法学部院卒の経歴を持つ彼は、制度系にすごく強く、心強い同期でした。
前職で広告デザイン関係の仕事をしていたという副師長さんはプロの腕前のイラストやポスターを作成でき、看護部から頼み事をされたりそのセンスもとても頼りにされていました。
また、本屋さんなどでバイトをしていたという元フリーターの先輩もいました。いつも根拠と愛情を持って患者様や後輩に接して下さる大好きな先輩で副師長さんでした。
主婦やシングルマザーの看護学生もよく聞きますよね。
私の学校では、在学中に結婚、第一子を妊娠し休学→復学→看護師になって病棟で働く友人もいました。息子さんが1歳になる前に復学し、「おっぱいが張る」と言いながら授業を受け、育児家事と学生生活を両立していた彼女の前職はアパレル販売員でした。
前職の経歴は人それぞれ
このように、社会人から看護師になった人の経歴は本当にそれぞれで、
医療関係じゃないから看護師は難しい
一つの仕事を続けてなかったからだめ
そんなことは全く関係ないように思います。
大切なのは
なぜ看護師になりたいのか
自分と向き合い考えることなのではないかと思います。
看護専門学校の社会人入試では、人物重視・入試は面接と小論文のみといいうところがあるほど人柄やコミュニケーションを大切にしているところが多くあります。
自分自身と向き合い、看護師になりたいという思いをどのように面接官に伝えるのか、どのような言葉にするのかを考えてみることも、私はとても大切だと思います。
今回も最後までお読み頂きありがとうございました。
お気づきのことや感想などがあればコメントに残して頂けるとはげみになります。
看護師のSAKURAでした。
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