こんにちは、看護師のSAKURAです。
このブログは、一般企業の事務職を経て32歳で看護師になった私の経験から、
社会人を経て看護師を目指す方に向けて
実際の経験や体験に基づく情報をお伝えすることで、
新しい一歩を踏み出す力になれたらと思い発信させて頂いています。
どうぞお気軽にお読み頂けると嬉しいです。
国は社会人経験のある看護師を求めている
2015年に厚生労働省から、看護師養成所における社会人経験者の受け入れ準備・支援の為の指針というものが打ち出されました。
「看護師養成所における社会人経験者の受け入れ準備・支援のための指針」
厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10800000-Iseikyoku/0000079680.pdf
加速する高齢化や看護師不足への対策としての国の方針として、社会人経験者が看護師を目指すこと、看護学校がそれを受け入れることを推奨していると考えられます。
私自身、大学卒業後に一般企業に事務職として7年間勤務したのち、看護学校に入学しました。
そのきっかけをくれたのは私よりも先に事務職を辞めて看護学校に入学した身近な友達の存在がありました。また、私が看護学校に入学した後に身近な友人が2人看護学校に入学しました。その後も自身の経歴を知る友人から看護師を目指すことについての相談を受けることが何度もありました。看護学校でも社会人組の友人ができ、私の周囲ではもはや社会人経験者が看護師を目指すことは全く珍しいことではありません。
そして世間的にも、スタンダードまではいかなくても、厚生労働省がおすすめするくらいには世の中に普及しつつあるようです。実際に、看護学校でも勤務先の病院でも、社会人経験者だからと言って差別や損を被ったことはありませんでした。
看護学校ではクラスメイトよりも一回り年上の私は、年上だからしっかりしないといけないとかいう気持ちがなかったわけではありませんでした。でも実際には18歳でも30歳でも、初めての事を学ぶのは同じで、はじめてのことを分からないのは当たり前のこと。かっこ悪いところも情けないところもいっぱいさらしてきました!年下の先輩にも同い年の先生にもたくさん本当にたくさんご指摘、ご指導をいただきながら、学ばせて頂いています。
社会人経験は看護師になっても活きる
年取ると勉強が頭に入ってこない
体力がなくなるから実習がキツい
大人になるとそんなことを言ってしまいがちですが、
社会人経験があることは看護師を目指すに当たって、デメリットばかりではありません。
看護師は様々な患者様やご家族様の気持ちに寄り添うことが必要な仕事です。
自分の人生経験を通して学んだことを、看護として患者様に還元できるとすれば、それは大きな強みになるはずです。
また私が、大学卒業後なんとなくOLになったように
なんとなく会社員で過ごしていていつの間にか看護師になった人に私は出会ったことはありません。
社会人入試組の中には子供がいるパパママ学生さんもいました。
今勉強しないとという危機感や、絶対看護師になるためにここにいるという覚悟、学ぶ意志があるから、年取ると覚えが悪いと言いながらも、しっかりテストでは成績上位をキープしてました。
看護学生時代だけでなく、看護師として勤務してからも別の仕事を経て看護師になった人は一定数いました。
私が就職した病院では、毎年100人程度の新卒採用が行われていました。そのうちの20%くらいは社会人経験者の看護師が入職していました。私の配属病棟に至っては同期6人中現役生はたった1人!
全員の年齢が21〜36歳の中でバラバラでした。
それくらい、もはや新卒看護師といえど年齢は様々で、それはもはや現場でもめずらしいことではない、ということを感じました。
安心して!あなたと同じ境遇の方はたくさんいます!
入職時20代、30代の新卒看護師たくさんいます!
学ぶ気持ちがあれば大丈夫!
安心して飛び込んで下さい!
今回も最後までお読み頂きありがとうございました。
お気づきのことや感想などがあればコメントに残して頂けると励みになります。
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