こんにちは、看護師のSAKURAです。
このブログは、一般企業の事務職を経て32歳で看護師になった私の経験から、
社会人を経て看護師を目指す方に向けて、
実際の経験や体験に基づく情報をお伝えすることで、新しい一歩を踏み出す力になれたらと思い発信させて頂いています。
どうぞお気軽にお読み頂けると嬉しいです。
今回のテーマは看護学校受験時の予備校の活用についてです。
社会人が看護学校の受験を検討する際に自分で学習して受験に臨んで合格できるのか、それとも予備校へ行った方がいいのか、とても迷うポイントだと思いますので、私が受験の時に考えたことをまとめてみたいと思います。
予備校にいくにはお金の問題がついてまわる
もしも看護学校に通うことになったら、これまでのように仕事で安定した収入が得られなくなります。学費を支払いながら、3〜4年間の生活費も維持する必要があります。
その為には入学までに少しでもたくさんのお金を蓄えておきたいと誰でも考えると思います。そんな状況で、予備校にお金を費やす必要があるのかないのか私はとても悩みました。
予備校の必要性について考える
予備校の必要性について考える時にいくつかの側面から考える必要があると思います。
■予備校の必要性についての検討事項例
- 入試までの準備期間がどの程度あるのか
- 受験勉強に充てられる時間はどの程度確保できるのか
- 合格に必要とされる学力と現在の自分の学力差はあるか、またそれを認識できているか
私はそんなことを考えました。
私の場合の検討内容と受験スケジュール
一般的に看護専門学校の社会人入試のシーズンは10月〜12月頃にあります。
10月上旬に受験するために
9月下旬頃には願書の提出と受験料の振り込みを行う必要があります。
受験までにすべきこととしては
・入試科目などの情報を収集する
・受験する学校の選択
・受験勉強と願書作成
・願書提出時に必要な書類(卒業校の成績証明書、卒業証明書)などの準備を行う必要があります。
私が看護専門学校の受験を志したのは、2014年7月半ばでした。志望校の入試までの期間は実質2か月程度ととても短かったことから、翌年度の受験に照準を合わせる事も考えましたが、だからといって今年度の受験を見送るのはもったいないと思い直しました。翌日の仕事後に予備校の個別説明会へ行きました。
予備校の説明会では、看護学校の受験を目的とした予備校の講座は
4月開講の前期コース、
7,8月の夏季講座、
9月からの後期のコースがあること。
平日の昼間〜夜間と土日で同じ内容の授業が実施されていること。
科目は5科目セット、3科目セットなどあるが必要な科目だけ選ぶことも可能。
予備校の講座に一つでも申し込むと、受験に関する相談、願書添削、面接練習などは何度でも利用できる。また昨年度以前に受験した生徒が面接での質問や受験時に感じたことなどを残してくれておりそれも閲覧可能であるということを聞きました。
私は国語、数学、英語の3科目を申し込みました。費用はそれぞれ13万円くらいで教材費を合わせて40万円程度だったと思います。今年絶対に合格すると決意しました。
短期間でも合格するために効率をお金で買うという考え方
私は受験までの準備期間が約2か月と短く、受験勉強をできる時間は平日の仕事後と週末に限られていました。また学生時代にきちんと勉強をしてきていなかったので学力に自信がありませんでした。特に数学は因数分解の意味も思い出せませんでした。
そのため、
- 1人では今自分にどんな勉強が必要なのかを判断することさえ時間がかかる。
- 努力の方向が正しいかをわからないまま勉強を継続する精神力を保てない。
- 今はお金よりも時間の方が大切。
- お金で効率を買う、そう考えて予備校を思い切り活用しよう。
- 来年受験するとなると、また1年、歳をとる。その分受験には不利になるかもしれない。
- 職場にも退職を申し出なければいけないので、1年間浪人し看護学校受験の為だけの期間をつくるくらいなら40万円払った方が安い。
そんなことをぐるぐる考え、自分に言い聞かせました。だって40万円…安い費用ではありません。何の保証もないし、払ってしまったら引き返せない、とても勇気がいりました。
私は当時独身で子供もいませんでしたが、結婚していたり、家庭のある人だと尚更、大切なお金なので迷うと思います。
予備校に行ってよかった。メリットは?
今はその時予備校に行って正解だったと思っています。
予備校は、その道のプロがいます。
看護学校受験のプロ。
生徒を看護学校に合格させることが先生の仕事です。
何年も何年も生徒をみて、合格や不合格の原因を考え、受験を知り尽くし、過去問を研究し、合格に導くために必要な考え方やポイント、それぞれの学校の傾向と対策を練りに練ってそれを私たち生徒に与えてくれます。
また学校に請求して手に入る過去問は1年分だけだったり、答案がなかったりしましたが、予備校にはそれよりたくさんのデータがありました。中には”○○学校対策プリント”とその学校の過去問や傾向をまとめた問題を配布してくれる先生もいました。さすがに一人でここまでの対策はできなかったと思います。
そして今でも予備校に行ってなかったら、こんなに短期間で看護学校に合格することはできなかっただろうなと思っています。
それぞれの事情に合わせて無料教材でも勉強できる
とはいえ、それぞれの経済的事情や学習状況、生活の優先順位があると思います。今はYouTubeやSNSなど無料で情報収集ができることもたくさんあります。またクラスメイトの中には予備校に行かずに社会人入試で入学した人も1/3程度いました。工夫次第では予備校のように大きな出費をしなくても合格を十分に目指せると思います。
それに今思うと、入試科目に英語ある学校を受験する前に第一希望の学校に合格を頂けたため、英語の13万円は無駄といえば無駄でした。結果論ですが、科目の選択や予備校の活用方法も工夫次第だと思います。
よければ皆さんの勉強方法や意見も聞かせて下さい。
こちらの記事も参考になれば幸いです。
3ヶ月で社会人から看護学校に合格した勉強方法
受験する看護学校の決め方
今回も最後までお読み頂きありがとうございました。
お気づきのことや感想などがあればコメントに残して頂けると励みになります。
看護師のSAKURAでした。
コメント